管 理 会 計 論
主任講師:林 学
本試験講評
 今回の管理会計論は理論が8問、計算が12問であり、例年よりも理論が1問減少し、計算が1問増加したことになります。また分量・難易度ともに前回5月の試験より上昇し、7割の得点はかなり厳しいものとなりそうです。他の科目との兼ね合いもありますが、12問以上獲得できていれば管理会計論としては合格点ではないかと思われます。では以下問ごとに簡単に見てゆきます。
問題1
おなじみの原価計算基準からの出題であり、確実に得点する必要があります。
問題2
部門別の計算であり、Z補助部門の配賦が注意点でした(第一次集計費を配賦)。
問題3
ABC/ABMがらみの理論です。最初は意味不明ですが、後半にいけば最新理論の各論点とのからみが判明し多少なりとも解くことが出来たかもしれません。
問題4
分割納入制を採用した個別原価計算でした。計算量は多いですが、ぜひとも得点したいところです。
問題5・6
総合原価計算の問題であり確実に得点する必要があります。
問題7・8
標準原価計算の理論・計算問題でありこちらも確実に得点したいところです。
問題9
直接原価計算がらみの理論でした。多少分かりづらい点もあり失点者と得点者が半々ぐらいではないでしょうか。
問題10
CVP分析の計算でした。丁寧に解いていけば解答可能ではあります。
問題11
管理会計の常識を問う問題で確実に得点しましょう。
問題12
財務分析の基本ですが、資産・資本項目を2期間の平均値にする点に気づけたかどうかにかかってくるでしょう。
問題13
バランスト・スコアカードからの出題でした。多少分かりにくいかもしれませんが、プロセスと成果に二分すると考えれば糸口は見えそうです。
問題14
一見複雑そうにみえる予算実績の問題でした。解き始めると割と簡単だと気づけるのですがいかがでしょうか。
問題15
資金管理の計算問題でした。結局2月の必要材料購入量が算定できればほぼ正答可能なのですが、一見計算量が多く感じられますので飛ばした方も多かったかもしれません。
問題16
簡単な原価企画がらみの問題です。こちらは確実に得点しましょう。
問題17
スループットの知識と最適セールスミックスの計算であり時間があれば確実に得点したいところです。
問題18
自製か購入かの基本的な意思決定の問題ですが、後半の問題ということもあり得点は難しかったかもしれません。
問題19
事業部の内部振替価格の問題ですが、かなり難しく通常の受験勉強では扱わない知識がいくつか要求されており捨ててもかまわない問題でしょう。
問題20
設備投資の経済性計算の基本問題でしたが、最後の問題であり時間的に苦しかったかもしれません。

解答・解 説 -


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