管 理 会 計 論
主任講師:林 学
本試験講評
 今回の管理会計の問題は、前回(12月実施)と同様に分量・難易度共に厳しい出題でありました。理論が4割、計算が6割といった割合も前回同様です。合格点は13問前後になるのではないかと予想されます。
問題1
普段の勉強では細かい証憑・帳簿等は勉強しておらず正解を選ぶのは難しい問題であると判断されます。
問題2
オーソドックスな連立方程式法の問題です。確実に得点したいところです。
問題3
おなじみの原価計算基準の問題であり、こちらも確実に得点する必要があるでしょう。
問題4・5
個別原価計算からの出題であり、差異の会計処理、パズルのような推定問題と、多少なりとも得点は難しいでしょう。
問題6
活動基準原価計算を利用した価格決定の問題です。計算量が多く得点可能性は50%といったところでしょうか。
問題7
当月製造費用按分後は簡単な総合原価計算の問題であり確実な得点が望まれます。
問題8
連産品からの出題です。2つの方法が問われ、さらに売上総利益率が正常追加加工費、実際追加加工費ともに算定可能でどちらになるのか迷うところではありますが選択肢から正常データを使用すると判断できます。今回の全体のレベル下においては得点しておきたい問題です。
問題9
オーソドックスな制度会計の理論問題です。
問題10
簡単なCVP分析の問題です。
問題11
管理会計全般についての問題です。表現も分かりづらく失点も止むなしといったところです。
問題12
利益の差異分析の問題です。販売量が与えられておらず、冷静さを欠いた状態では多少なりとも得点は難しかったのではと思われます。
問題13
バランスト・スコアカードの基本的な問題です。
問題14
多少の時間を割けば十分得点が可能な問題ですが、心理的状況を考慮して得点率は50%ぐらいではないかと判断します。
問題15
運転資金の理論問題でした。通常の受験生であれば運転資金についての深い勉強はしておらず早々に飛ばすべき問題であったと思われます。
問題16
簡単な原価企画の計算問題です。確実に得点しましょう。
問題17
バックフラッシュ・コスティングの仕訳からの出題でした。あまりなじみのないところですが、選択肢のほうからある程度正解は導けたのではないかと思われます。
問題18
品質原価計算からの出題ではありますが、あまりなじみのない損失関数からの出題でした。一見難しそうですが、品質原価計算での知識を駆使すれば正解の選択肢を選ぶことは十分可能であったのではないかと思われます。
問題19
意思決定会計を中心とした原価概念についての理論問題です。選択肢3と4にしぼることはできると思いますが、馴染みのない限界原価に惑わされた方もいらっしゃるかもしれません。
問題20
事業部の計算問題でした。あまりなじみのない社内金利制の計算問題があり、さらに所与のフォーム以外の計算が必要である等なかなか得点は難しかったのではと思われます。

解答・解 説 -


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